ワーファリンと言う薬 | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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ワーファリンと言う薬

2017年12月23日

ワーファリンは以前から心房細動の血栓症予防薬として使われてきました。近年この病気にはDOACと呼ばれる薬剤も使われるようになりました。DOACは薬効が優れ、副作用が少ないためよく使われるようになりましたが、ワーファリンにも捨てがたい魅力があります。まず、薬価が安いことです。一日の薬価は、ワーファリンは20~30円位ですが、DOACは約400~500円で、10倍以上の開きがあります。

DOACは毎回診察を受けたとき、きちんと服用していることを確認するだけで薬をもらえますが、ワーファリンは受診するたびにプロトロンビン時間を測定して服用量を決める必要があり煩雑です。ただし、私たちはワーファリン服用者には、検査結果を説明したりしてゆっくり時間をかけて診察しますが、DOAC服用者では薬を出すだけで良いので、医者と患者さんとのコンタクトが疎になりがちです。

 

 

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