呼吸器疾患
気管支喘息
アレルギーにより気道が発作的に狭まり,喘鳴,咳嗽、呼吸困難を起こします。呼吸機能検査では息を吐き出すスピード(1秒率、ピークフロー)が低下します。以前は重篤な疾患でしたが、今は治療が進歩しステロイドとβ刺激剤の吸入がよく効きます。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
長期間にわたり喫煙をしていた人に多い病気です。換気障害(肺気腫)と炎症(気管支炎)が主症状です。肺気腫は気道が脆弱化しているため呼気時に狭窄して、吸った息が吐き出しにくくなります。肺の組織で酸素の交換がうまくできなくなるため、血液中の酸素飽和度が低下し、労作時に呼吸困難を生じます。慢性気管支炎を併発すると、咳嗽、喀痰が増えます。
治療は内服薬の服用とコリン作動薬、β刺激剤の吸入です。吸入ステロイドは補助的に使われます。安精時にも酸素飽和度(SpO2)の低下や呼吸困難があれば、在宅酸素療法(HOT)が必要になります。HOTは当院でも対応できます。
間質性肺炎
肺胞や細気管支の壁が肥厚して、肺での酸素の取り込みが低下する疾患です。初期から下背部で特長的な捻髪音が聴取されます。CT検査で確定され、特効薬(オフェブ)を使えば病気の進行を抑制できます。病気が進行すると酸素吸入療法が必要となります。在宅酸素療法(HOT)を行えば、ほぼ通常の生活を送ることが可能です。当院ではHOTの管理も行っています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
深睡眠時に舌根部が沈下して気道を閉塞するために、呼吸ができなくなる病気です。一定時間以上呼吸が停止すると、苦しくなって眼を醒まします。十分な睡眠がとれないため、日中居眠りをすることが多く、高血圧やとプ尿病、肥満症などの原因になります。治療は持続的陽圧呼吸法(CPAP)です。SASが疑える患者さんには病院を紹介しますので、そこで検査やCPAPの導入指導を受けて頂きます。その後は当院に通院しながら、半年ごとに病院で管理指導を受けて頂くようになります。
アレルギーにより気道が発作的に狭まり,喘鳴,咳嗽、呼吸困難を起こします。呼吸機能検査では息を吐き出すスピード(1秒率、ピークフロー)が低下します。以前は重篤な疾患でしたが、今は治療が進歩しステロイドとβ刺激剤の吸入がよく効きます。
長期間にわたり喫煙をしていた人に多い病気です。換気障害(肺気腫)と炎症(気管支炎)が主症状です。肺気腫は気道が脆弱化しているため呼気時に狭窄して、吸った息が吐き出しにくくなります。肺の組織で酸素の交換がうまくできなくなるため、血液中の酸素飽和度が低下し、労作時に呼吸困難を生じます。慢性気管支炎を併発すると、咳嗽、喀痰が増えます。
治療は内服薬の服用とコリン作動薬、β刺激剤の吸入です。吸入ステロイドは補助的に使われます。安精時にも酸素飽和度(SpO2)の低下や呼吸困難があれば、在宅酸素療法(HOT)が必要になります。HOTは当院でも対応できます。
間質性肺炎
肺胞や細気管支の壁が肥厚して、肺での酸素の取り込みが低下する疾患です。初期から下背部で特長的な捻髪音が聴取されます。CT検査で確定され、特効薬(オフェブ)を使えば病気の進行を抑制できます。病気が進行すると酸素吸入療法が必要となります。在宅酸素療法(HOT)を行えば、ほぼ通常の生活を送ることが可能です。当院ではHOTの管理も行っています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
深睡眠時に舌根部が沈下して気道を閉塞するために、呼吸ができなくなる病気です。一定時間以上呼吸が停止すると、苦しくなって眼を醒まします。十分な睡眠がとれないため、日中居眠りをすることが多く、高血圧やとプ尿病、肥満症などの原因になります。治療は持続的陽圧呼吸法(CPAP)です。SASが疑える患者さんには病院を紹介しますので、そこで検査やCPAPの導入指導を受けて頂きます。その後は当院に通院しながら、半年ごとに病院で管理指導を受けて頂くようになります。
肺胞や細気管支の壁が肥厚して、肺での酸素の取り込みが低下する疾患です。初期から下背部で特長的な捻髪音が聴取されます。CT検査で確定され、特効薬(オフェブ)を使えば病気の進行を抑制できます。病気が進行すると酸素吸入療法が必要となります。在宅酸素療法(HOT)を行えば、ほぼ通常の生活を送ることが可能です。当院ではHOTの管理も行っています。
深睡眠時に舌根部が沈下して気道を閉塞するために、呼吸ができなくなる病気です。一定時間以上呼吸が停止すると、苦しくなって眼を醒まします。十分な睡眠がとれないため、日中居眠りをすることが多く、高血圧やとプ尿病、肥満症などの原因になります。治療は持続的陽圧呼吸法(CPAP)です。SASが疑える患者さんには病院を紹介しますので、そこで検査やCPAPの導入指導を受けて頂きます。その後は当院に通院しながら、半年ごとに病院で管理指導を受けて頂くようになります。
禁煙外来
禁煙のお手伝いをします
タバコを止めたくても自分の意思だけではなかなか止めることができない人の為に、当院ではニコチン・パッチ処方や生活指導で禁煙のお手伝いをしております。健康保険が適用されており、患者様の負担も軽くなりました。禁煙治療をご希望の方はお気軽にご相談下さい。
健康保険等による禁煙治療の流れ
標準的な禁煙治療では、「12週間にわたり、合計5回の診察」が行われます。
- 通院初回
-
- 健康保険等で治療が受けられるかどうかの依存度をチェック
- 呼気に含まれる代表的な有害物質(一酸化炭素)の濃度を測定
- 禁煙補助薬の特徴と使い方をご説明いたします
- 禁煙開始
- 禁煙補助薬は少量から始め、1週間後より正規の量にします。
- 通院2~4回目
- それぞれ初診から2、3、4週間後の受診日です。
呼気一酸化炭素濃度の測定、および禁煙状況のチェックとアドバイスを受けます。
- 通院5回目
- 初診から12週間後(約3ヶ月後)の最後の受診で、これで禁煙治療は「完了」です。
前回までと同様に呼気一酸化炭素濃度の測定を行い、以降、禁煙を続けていく上でのアドバイスを受けます。
タバコを止めたくても自分の意思だけではなかなか止めることができない人の為に、当院ではニコチン・パッチ処方や生活指導で禁煙のお手伝いをしております。健康保険が適用されており、患者様の負担も軽くなりました。禁煙治療をご希望の方はお気軽にご相談下さい。
標準的な禁煙治療では、「12週間にわたり、合計5回の診察」が行われます。
- 通院初回
-
- 健康保険等で治療が受けられるかどうかの依存度をチェック
- 呼気に含まれる代表的な有害物質(一酸化炭素)の濃度を測定
- 禁煙補助薬の特徴と使い方をご説明いたします
- 禁煙開始
- 禁煙補助薬は少量から始め、1週間後より正規の量にします。
- 通院2~4回目
- それぞれ初診から2、3、4週間後の受診日です。
呼気一酸化炭素濃度の測定、および禁煙状況のチェックとアドバイスを受けます。 - 通院5回目
- 初診から12週間後(約3ヶ月後)の最後の受診で、これで禁煙治療は「完了」です。
前回までと同様に呼気一酸化炭素濃度の測定を行い、以降、禁煙を続けていく上でのアドバイスを受けます。