ゆく河の流れ 18. 気になる言葉
2025年4月19日
前にも、同じことを書いたかもしれないが以下の言葉は私は嫌だ。
お仕事 以前は芸能関係の人が良く言っていた。今は一般人でも「自分のお仕事・・・』などと平気で言ってる。この場合の「お」は尊敬語であって、丁寧語ではありません。自分のことを「俳優さん」、「お芝居」も気になる。何か、特殊な人種をひけらかしているみたいで。
させて頂く 別に私が許したわけではないのだから「・・させて頂く」の連発は聞きづらい。FMラジオで芸能人が良く使う。いい加減にしてほしい。
亡くなる 亡くなるは尊敬語であって、丁寧語ではありません。自分、身内、ペット、歴史上の人物は堂々と「死ぬ」と言って欲しい。
ございます ラジオで聞いていたら「~を進めてございます」と言っていた。よく聞くけど、おかしいよね。ございますの頭は体言にしてほしい。用言はおかしいです。もともと、お役人が言い出したと思うのだが、へりくだっているようで、威張っている。「慇懃無礼」とでも言うのだろうか?
生業(なりわい) 能登半島地震の時、誰が言い出したのか皆が急に使いだした。被災者を気遣って使ったのだと思うが、気障で嫌だなあ。
生きざま 使いだして30年は経つだろうか? 気障で嫌な言葉だが、便利でつい使ってしまう。何か、ざらざらした感じ、気持ちをサンドペーパーでこすられるような違和感を感じる。