月食観測結果
2022年11月9日
11月8日も月食は、天気も良くてとても良い月食が見られました。写真撮影に関しては、前回の月食と比べるとやや不満足でした。欠け始めから最大食になるまでの、半影の月の赤みが全く撮れませんでした。食の時間が日没直後だったせいかもしれません。
右から左、上段から下段、時刻ごとに撮影。満月は17:55 ほかのことをやっていて、慌てて月を見たら 18:20 既に左下1/3が欠けていました。後はどんどん欠ける月です。
左上は18:45 右下が19:14 この後すぐに真っ暗になりました
右上は20:07 食が回復していく過程です。 回復では赤い月が見られました。露出の関係で、実際に見た月と撮影した月の明るさが相関していなくて、分かりにくい写真になってしまいました。 最後は20:25 雲が出てきて月が隠れたことと、寒くて早く夕飯を食べたかったので、これで撮影を終了しました。
壮大な天体ショーを観察出来て感激でした。広大な宇宙の中で、太陽を中心に巨大な地球と月が回転運動している実感が胸に迫りました。
追記 11月15日の朝日新聞に「月食中の月がなぜ赤いか?」解説してありました。地球の大気は青色光を散乱させるから、残った赤色光で月が赤く染まるのだそうです。分かったような、分からないような・・・・・・。じゃー どうして、皆既月食になる前の月はどうして赤くなかったんだろう? でも、ひとつ分かったことは、日中の空が青い理由です。地球に大気が無ければ、昼間でも空は真っ黒なはずです。大気が青色光を散乱させるから空は青いんだ・・・・
皆既月食の月が薄明かりで赤く見え始めたのは何時頃からだったんだろう? あの日はWeb.講演会で、皆既月食になった直後、観測を止めてしまったのは失敗でした。講演会が終わって、20時07分はまだ皆既月食のさ中だったのだけど、月の影は既に赤銅色に染まっていました。