新聞を読んで 25. わが意を得たり
2025年10月6日
朝日新聞の書評欄です。読書は紙の本を読むことなのだが、近年更に新しいメディアが加わった。それはブログである。以下本文を見て下さい。私は10年前に医院のHPを立ち上げたが、それから1年ほどしてブログを加えた。初めは思いつき…
私の本 64. ゲーテ「ファウスト」
2025年8月28日
芥川賞受賞作「ゲーテはすべてを言った」を読んだら、ゲーテを読んでみたくなった。 「Faust (一) 」「Faust (二)」 ゲーテ著 高橋義孝訳 ☆☆ 読んだけれど、何がどうなったのか、さっぱり分からな…
ゆく河の流れ 14. 私とラジオ その4.
2025年4月6日
大学生活は松本で送った。どうしてもFM放送が聴きたくて、FM受信器を自作した。高校時代に真空管 (ST管)でAM放送のラジオを組み立てたことがあったので、コイルキットを購入してFM受信機を作成した。これまで聞いていたAM…
私の本 55. 玉蟲左太夫
2025年3月17日
「われ 牢前切腹を賜る」後藤乾一著 作品社 ☆☆☆ この出版社は、関良基の「江戸の憲法思想」を出版している。(私の本・・28.参照) 幕末の幕府の先見性を書いた本を出版する珍しい出版社だ。私はかねがね薩長(官軍)の横暴…
私の本 54. 日本人の風呂好き
2025年3月13日
「風呂と愛国」川端美季著 ☆☆☆ 「日本人は清潔好きだから、毎日入浴するのが普通である」と、大方の人は信じている。私はこの言説に何か胡散臭いものを感じる。Web. を見ると、外国人と比較して如何に日本人の行動が優れている…
私の本 49. 朝鮮植民地戦争
2025年1月31日
「朝鮮植民地戦争」シン チャンウ著 私は朝鮮が日本の植民地だったという認識がなかったが、その認識は改めた。秀吉の朝鮮制服以降、日本は朝鮮半島の国を属国とみなして、常に蔑んできた。明治以降、日本は台湾や朝鮮を併合して、両国…
ゆく河の流れ 1. 私の本 45. 方丈記
2025年1月12日
「徒然草」 中野孝次 ☆☆☆ 徒然草シリーズの「徒然なるままに」が100回になったので、今回から方丈記の「ゆく川の流れは・・・」が始まります。方丈記は鴨長明によって書かれた随筆集です。京都の街はずれに一丈四方の庵を建…
私の本の読み方 43. マーラーの姪
2024年12月31日
「マーラーの姪」ウィルソン夏子著 ☆☆☆ バイオリニストのアルマ・ロゼの生涯を描いたノンフィクションである。ユダヤ人のアルマは、マーラーの妹を母に、オーケストラのコンサートマスターを父に持つ。若いころから天才的なヴァ…
私の本の読み方 38. 神話の世界
2024年12月11日
右から、①「伊福部昭」小林淳著 ☆☆☆②「神々の流竄(るざん)」梅原猛著作集 ☆☆ ③「歌の復籍 柿本朝臣人麿歌集論」馬原猛著 ☆☆☆ アマテラスオオミカミアマテラスオオミカミ)や素戔嗚尊(スサノオノミコト)と言えば、…
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