私の本 47. 小澤征爾の師匠
2025年1月17日
「ピアノの巨人 豊増昇」 小澤征爾・小沢幹雄 編著 全国版の新聞の一面、下段の書籍紹介欄によく出ていて、何時かは読んでみたいと思って読んでみた。豊増昇は小澤征爾、館野泉らのピアノの師匠であり、戦前から日本のクラシッ…
ゆく河の流れ 2. レカネマブ
2025年1月17日
昨年、製造承認がとれたアルツハイマー病の治療薬です。日本の製薬メーカーが開発したせいもあり、厚労省はかなり焦って承認した感がぬぐえません。しかも、その薬価がびっくりするほど高いのです。500㎎バイアル 11万円強、1年間…
ゆく河の流れ 1. 私の本 45. 方丈記
2025年1月12日
徒然草シリーズの「徒然なるままに」が100回になったので、今回から方丈記の「ゆく川の流れは・・・」が始まります。方丈記は鴨長明によって書かれた随筆集です。京都の街はずれに一丈四方の庵を建てて、そこに住む話です。もとは裕福…
徒然なるままに100. グリーンランド問題
2025年1月10日
トウモロコシ頭の次期アメリカ大統領が、グリーンランドの所有を希望しているとかで物議をかもしています。以下の文章はWeb.siteの記事を参考に記載しました。Web.site では、地政学的な理由と地理学的な理由の両論が出…
私の本の読み方 44. 罪と罰
2025年1月5日
「罪と罰」上・下 ドストエフスキー 工藤精一郎訳 新潮文庫 トルストイも、ドストエフスキーもツルゲーネフも読んだことが無くて、恥ずかしかったので読んでみた。この類の本は内容を理解するというよりは、全巻読み切った達成感を味…
私の本の読み方 43. マーラーの姪
2024年12月31日
「マーラーの姪」ウィルソン夏子著 バイオリニストのアルマ・ロゼの生涯を描いたノンフィクションである。ユダヤ人のアルマは、マーラーの妹を母に、オーケストラのコンサートマスターを父に持つ。若いころから天才的なヴァイオリニス…
私の本の読み方 41. 群立の画譜
2024年12月22日
「群立の画譜 奥信濃の戦後美術活動史」 寺澤宏三郎著 1986.1 発刊 今から41年も前に出版されたのに、中古本が3,000円で手に入るのだからすごい。この本に関しては小ブログで何回か取り上げた。北信濃の美術史の…
私の本の読み方 40. 日高山脈漂泊行
2024年12月22日
「地図なき山 日高山脈49日漂泊行」角幡唯介著 日高山脈は北海道襟裳岬から真北に伸びる稜線であり、標高は2,000mを超える。この山脈は地味なわりに難易度が高く、よほどの山好き以外は立ち入らない。全国の山を歩き尽くし…
新聞を読んで・その22 手書きの文章
2024年12月21日
画面の構成で余白が多くなっていますが、我慢して読んでください。 始めに、「ブログ 実験室 2024.12.14 万年筆で手紙を書く」を読んで下さい。 たまたま私が書いたら、天声人語氏も同じことを書いていま…