徒然なるままに 13. 今やっていること
2023年5月23日
2023.5.23 更新 今やっていることを羅列します。
1.オーディオのこと : トランジスターアンプ作りが挫折して、今は周辺の装置をいじるだけです。技術雑誌「無線と実験」に「マルチ・スピーカーシステムでは、ホーンスピーカーは他のスピーカーと離すと良い」と書いてあり早速やってみました。ホーンスピーカーの下にブロックを置いてみました。気のせいか、音がすっきりしたように感じました。オーディオは主観的なものなので、「良い」と「悪い」の差はほんの少しです。雑誌にはケーブルや部品を変えるだけで、ガラッと音が変わるようなことが書いてあります。一本でウン万円もするケーブルが売られていたりしますが、私には信じられません。値段の違いが音質を左右すると思っている人が多いです。
装置をいじっていたら、大事なホーンスピーカーのドライバーを壊してしまいました。アンプに過大電圧を入れてしまい、ボイス・コイルを焼いてしまったのです。私のメインシステムなので直さないわけにいかず、修理に出しました。見積りの金額を聞いてびっくりしました。何とこのスピーカーは40年前に私が購入した価格の約10倍で、修理代も当時の10倍ぐらいします。オーディオのパーツは一つ欠けても成り立たないので、泣き泣き修理することにしました。
ディジタル時代になって、オーディオは両極端に別れました。「ただ、音が出れば何でも良い」のと、「うんとお金をかけて最高音質を楽しむ」です。だから、ハイエンドの装置は、アンプやスピーカーは一台、100万円単位です。そんなにお金をかけないで、普通の値段で良い音がする装置が買えればよいのですが・・・。
同じ製品が40年の10倍もするオーディオ開のインフレ率に驚きました。修理代も同率でアップしており、オーディオは金持ちの趣味になってしまいました。
2. 人にものをあげるには: いま、中野はアイリスとシャクヤクの花盛りです。我が家の住人と医院スタッフは花が好きなので、皆さん沢山持ってきて下さいます。花瓶にさせない花がバケツの中にごろごろしていて、どうやってごみに捨てようかと考えます。
ヒトにあげたり、貰ったりするのに何が良いか考えてみました。花も丁度良い時にはうれしいのですが、貰い過ぎると始末に困ります。上に掲げたカレンダーの6月は私の写真です。私は付き合いで、いろいろな本の製作に協力してきました。多部数買い上げて皆様にお配りしたのですが、いつも、送られた人は迷惑しているのではないかと、心配して送ってきました。いろいろな方から著作物を頂くのでが、殆どはパラッと目を通すだけで、あとは積んどくだけです。その点、カレンダーは良いです。一年使ったら、心置きなく捨てられるからです。友人に「カレンダーを送りたいが、迷惑じゃないか」と聞いたら、「とんでもない、カレンダーを貰ってうれしくない人はいない」と言われ、意を強くしました。
後は、必ず使うものが欲しいです。私は40年ほど前から「アルパイン・カレンダー」に、行動を記録しています。1週間で1ページなので、日記より簡単です。毎日書かなくても良いので、後で思い出して書くこともできます。(若いころは一週間ぐらいは平気でしたが、最近は2日前でも思い出せなくなりました) 毎年、暮れに注文するので、もし頂けるならこれが最高です。でも誰も私にプレゼントしてくれません。私が初めて「アルパイン・カレンダー」を知ったのは、1,973年(昭和48年)にシャレー志賀の宣伝で頂いた時です。そのあと、毎年自分で購入してきました。20年ほど前にまでは山の記録だけだったのですが、先程書いたように克明な記録をつけるようになって40年経ちました。
3.「週刊朝日}が休(廃)刊になるので、廃刊間際の数冊は資源物で出さないで保存する予定です。繋ぎに、今週から「AERA」をとることをしました。週刊誌1冊はどうしても欲しいです。
4. 北信濃秋景:このところ描いてきた絵ですが、漸く完成しました。遠景に薄く白色を被せてみました。
カラマツの黄色はカドミウムイエローで、スカーレットかバーミリオンを加えて色を調節します。明るい所はレモンイエローでメリハリをつけます。
遠景のぼかしは白(シルバーホワイトかチタニウムホワイト) を全体に塗りました。そのまま塗ると白くなりすぎるので、メジウム(右)で割ります。以上の描き込みはもう少し油が乾いてからやる予定です。
5. ミツバ: 午後、雨が上がったので東山の林道南線を歩きました。ミツバがありました。あっという間に、片手いっぱい採れました。箱山登山道でも生えていますが、こんな見事はミツバではありません。茹でてみそ汁の実にします。
今日の新聞に、坂道を毎日歩くと足腰がしっかりして寿命が延びると書いてありました。私も務めて山を歩くようにしています。今年になって箱山か鴨ヶ岳に登っていたのですが、40回ほど続けたら左膝が痛くなりました。今は半分の行程しか登れません。歳をとっても毎日鴨ヶ岳に登る人がいますが、こういう人はかなり恵まれています。私の歳になると足腰を鍛えるのは大変なことだと思います。