徒然なるままに 65. 新聞を読んで・その17 アルコール 12% ゼリー
2024年6月20日
このゼリーには6gのアルコールが含まれています。1個食べて車を運転すれば、確実に飲酒運転で検挙されます。それを、堂々と菓子と表示して販売されるとは許せないです。人が一生に摂取できるアルコールの量は200 ㎏です。毎日6gのアルコールを摂取すると、100年弱でその量に達します。このゼリーだけ食べていても限界に達するのですから、いかにアルコール量が多いかお判りでしょう。
アルコール類の生産をを規制しているのは国税庁です。酒税を徴収するのが国税庁だからです。国税庁は税収を少しでも上げようと、あの手この手で政策立案を仕掛けてきます。この問題でも、本来ならアルコール飲料とするべきなのですが、業者からの何らかの働きかけがあったです。(すでに、ウイスキーボンボンが菓子として出回っている以上、規制を書けることができなかったのでしょうか?)
アルコールの害に関しては昔から叫ばれてきましたが、どの省庁でも真剣に対策をたてようとしません。アルコール依存症、消化悪性腫瘍、肝胆膵障害は厚労省が関与します。飲酒運転に関しては国交省が関与し、青少年の飲酒問題に関しては、文科省と厚労省が関わります。縦割り行政でまとまった対策が取れないなら、少子化問題のように一つの省庁で統括するような仕組みを作るべきだと考えます。煙草の問題もあります、他にギャンブル依存なども問題になっています。まとまった省庁の設置を望みます。