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396 私の本 74. 美術館に行って見たくなった

2026年3月2日

「忙しい人のための美術館の歩き方」小さな美術館の学芸員著  ちくま新書  美術館問題を受けて注文して読んだ。ためになりました。先日、美術館の学習会があった時、来場者が講師に「コミック漫画は美術(芸術)作品ですか?」と聞かれて、「美術は絵画、彫刻、彫塑、工芸に分類される。したがってコミック漫画は美術品からはずれる」と言った回答をしておられた。私にもその差が良く分からなかったが、この本を読んで美術と美術以外の娯楽の違いが分かった。ここでは、美術観賞と映画鑑賞の違いを論じている。映画は受け身の体制でも楽しめるが、美術は完全な宇組の態度ではあまり楽しめない。映像と音声を使って別世界にいざなってくれる映画に対して、美術は見る側から作品世界に歩み寄らなければいけン倍。作品が提示している情報(画題、モチーフ、素材、手法) を頭の中で構築しながら味わう必要がある。  ここで、映画鑑賞はコミック漫画を読むことと同列です。

美術館を楽しむ方法として、展示された作品の中で一番気に入った作品の感想を書く。その作品を見ていない人にも分かるような解説文を書くことだ。それを公表する事は楽しい。美術鑑賞では、何かを発信することがヒトに喜びを与える。

この本には、現代の美術館事情、SNSとの関りなども書かれていて面白かった。この1年で私は、山ノ内町ロマン美術館と長野県立信濃美術館しか行かなかったが、若いころのように図書館巡りをしてみたくなった。

 

 

 

 

 

 

 

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