407 私の本 75. 保険の話し
2026年3月26日

「ヤバい保険の経済学」 翻訳本 みすず書房 アメリカの3人の共著本である。アメリカの保険事情が少しは分かった。ただ、保険や年金問題は論理数学みたいなところがあり、所どころで意味不明のところがあったが、飛ばして読んだ。ここでは「選択問題」がキーワードである。例えば、すぐ死ぬ人にとって保険は買いたいが、会社は売りたがらない。一方、年金はすぐ死ぬ人は加入したがらないが、会社はすぐ死ぬ人には入って欲しい。それと反対に、なかなか死なない人は保険に入りたがらないが、保険会社はそういう人に入って欲しい。 年金の条件と保険の条件の関係は逆転する。この点で、アメリカの保険、年金の加入は、それぞれの条件が細かく分かれているらしい。それを、「条件問題」として解説してあった。 アメリカでは保険も年金も加入は自由である点が、日本とはかなリ条件が異なる。
ひきかえ、日本の保険、年金はアメリカほど条件が細分化していない。例えば医療保険は国民皆保険で、納付する保険料は加入する保険ごとに一率で、加入者の所得が左右する。アメリカでも日本並みの医療皆諧保険が計画された(オバナ・ケア)が、トランプになって消えた。日本では医療保険の縛りがきつく、我々が受け取る医療費は極めて厳格に規定されている。アメリカの自由診療に対して、日本の制度は我々にとって有難くもあり、面倒な面もある。
医療、介護、社会福祉に関しては、日本は社会主義的である。この流れは戦前から受け継がれてきており、日本はアメリカと対照的である。日本に生まれて感謝するべきである。





















