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ゆく河の流れ 48. 核保有論を叱る

2025年8月15日

参院選で当選した右派の議員が「核保有は安上がり」と発言して、物議をかもしています。TVで識者が言うには核保有は決して安上がりではないそうです。核保有に費やす経済的な損失、核を持つことで普通兵器の必要性が増すそうです。、私が思うのに、それにリスクの視点が抜け落ちています。原発問題でもそうですが、万が一ことが生じた時は地球が滅亡するか、軽くても地域が被る被害は計り知れません。使えない核を意味なく保持するなら、初めから持たない方が安上がりに決まっています。

医者の中にも、核保有論を唱える人がいます。ヒトの命を救う医者がこのような毒論を唱える気が知れません。医学部で平和教育をするべきです。私の同級生の放射線科医は、熱心に平和運動に取り組んでいましたが、残念ながら亡くなりました。

核を保有するかどうかは、経済的な問題でしょうか? 人道的な問題は思想信条にかかわるのではないでしょうか?

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