378 祇園精舎の鐘の声 その10. 私と美術
2026年2月4日
数年前まで中野市美術品取得選定評価委員会の委員を務めていた。私は学識経験者枠で任命されたので、美術に関しては全く素人だった。それでも、18年もやっていればどんな素人でも審美眼は育つものだ。毎年歴民展の市長賞受賞作品を見てきた。仲間の委員が経営するギャラリーも展示替えがあるたびに行って鑑賞した。そうこうするうちに私でも油絵なら描けそうだと思い出した。画材やキャンバスは Amazon から買った。思ったより安価で揃えることが出来た。始めは6号、すぐに8号が定番になった。モチーフはこれまで撮りためた写真の中から選んだ。写真にした時点で、ほぼ構図ができあがっていたので、デッサンの苦労はなかった。普通、絵を描く手始めはデッサンなのだが、この点構図ぎめは through するこよが出来た。あとは色使いだが、色は theory 無視だった。今も同じだ。人は「私の色使いはうまい」と褒めてくれるが、私は色はパレットで混ぜたり、キャンバスで混ぜたり、あるいは油が乾いてから重ね塗りしたり様々だ。混ぜこぜに塗っているうちに理想の色あいが出てくる。良い色がでるととても楽しい。
私の絵描きは、粘り強いのが特徴だ。最初からベタべた塗りったくるが、一度仕上げて廊下に展示して、気に入らないところを直すとさらに重厚感が増す。。そうこうしているうちに、絵はますます暗くなっていくが、そのほうが私らしい絵になる。一年に一作、礰珉展用に50Fを描くが、これはだいたい半年ぐらいかかる。今、秋の歴民展用に下塗りを始めたので、初夏には描き上げたい。じっくり、粘り強くがモットーだ。





















