徒然なるままに77. 新聞を読んで・その19 崩れ砂
2024年7月25日
以前にも、このブログで書いたと思うのだけど、あの時の状況はまさに「崩れ砂」だったのだ。今から40年ほど前のこと、当時の上水内郡豊野町(現・長野市)浅野の千曲川だった。ハヤ(ウグイ)を釣りながら浅瀬を歩いていた。膝ぐらいの深さで、穏やかに水流の中を、下流目指してゆっくり歩いていた。その時、足元が崩れて、いきなり首まで沈み込んだ。ちょっと焦ったが、すぐ足がついて溺れずに済んだ。普段、この辺りではハヤは釣れないのであまり来たことはなかった。「砂利取りの穴に嵌まったのかなあ?』と考えていたが、そうではなかったのだ。死ななくてよかった。