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ゆく河の流れ 57. ドリップ・コーヒー

2025年9月20日

ずっとインスタントだったのですが、ここに来てドリップにしました。朝の仕事が一段落して、くつろいで飲むコーヒーは格別です。ところが、最近以前ほどコーヒーの香りが感じられないのです。コーヒーを淹れたときの香りも以前ほどではありません。コロナが流行っていた頃の、後遺症でもあるのでしょうか? それとも、年取って感受性が鈍くなったせいかも知れません。(そっちの方が本当か?)

鼻腔(びくう)内の嗅覚細胞と脳内の嗅覚野の距離は、他の4感覚(視、聴、味、触)のどれよりも短いそうです。その証拠に何かの匂いを嗅いだ時、ふっと昔の記憶が蘇ることが最も多いからです。感覚が蘇ることをデジャ・ブ(既視感)と言いますが、聴覚では音楽を聴くと、昔その曲を聞いた時の状況を思い出すことがあります。味覚でも思い出が蘇りますよね。触覚(痛覚)ではそのようなことはあまり聞きません。5感覚の何か一つ欠けても生きるのには不自由ですね。

追記 コーヒー豆 (粉) を新しいのにしたら良い香りがしました。(同じ品物だったのですが、前に買った方ははあまり香らなかったのは不思議です)  私の嗅覚はまだ衰えていなかったようです。

 

 

 

 

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