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ゆく河の流れ 78 クマの被害が急に増えた理由

2025年11月8日

世界的な傾向だそうです。クマ被害は気候や地理的な差異に傾向がありません。日本ではツキノワグマもヒグマも人に危害を加えています。何か人為的な理由があると思います。私が思うのには、餌付けではないでしょうか?   ひところ、害獣の駆除に対して、猛烈な非難をする人がいました。彼らは熊に密かに餌を与えていたのではないでしょうか?  与えなくても、山の中に食料を放置すれば同じことです。  そのような非常識な人が世界的にいて、彼らが自然保護と称して勝手な行為しているのではないでしょうか? 捕鯨反対のシーシェパードみたいな組織があるのかなあ?急に世界的なクマ被害が顕在化したのは、地球温暖化、ブナの実の不作だけでは説明できません。

餌付けと言えば、ニホンザルも人に食べ物をねだることが日常化しています。志賀草津ルートを走っていると、県外車が猿に餌を与えているのをよく見かけます。興味本位でこのような行為をする事は、自然保護ではなく自然破壊です。

クマやサルに「人は怖いもの、餌をくれる存在ではない」ことを知らしめる良い方法はないかなあ。熊が出たと言ってライフルで打ちまくれば、今度は日本でツキノワグマもヒグマも絶滅してしまいます。本当に自然保護をすることは難しいですね。

ブラックバスは湖沼や河川に無断で放流されたため、全国の淡水魚は絶滅の危機に瀕しています。    カムチャツカでは観光用にヒグマに餌を与えていたのでしょうか?そのことを知らずに星野道夫は「カムチャツカのヒグマは大人しい」との情報を信じて、ヒグマに喰い殺されました。    アフリカではライオンを飼育し、年老いたライオンをサバンナに放して、欧米のハンターにライフルで撃たせて観光資源にしています。     札幌では劣悪な環境で動物を飼育していた動物園が倒産し、動物たちの引取先がなく難儀しています。   中国ではパンダを日本を始めとする世界各国に貸し出して、外交の手段に利用しています。   犬や猫は純血種だけ増やされ、病的なペットが世間に溢れています。(このことは「純血種という病」の本に書いてありした)      純血種をブリーディングする職業があるのは、私は産生しません。   日本では鶏を狭いケージの閉じ込めて、卵の大量生産を図っています。感染症対策をせず、何十万羽の鶏を土の中に埋めました。   鹿児島県では防火対策をしない豚舎で4,000頭の豚が焼き殺されました。  ベーリング海の小島では帝政時代ロシアの調査船の船員が、カイギュウを食料にして絶滅させました。 世界中でおびただしい種の獣や鳥、魚が絶滅しました。 水族館ではイルカやオットセイを狭いプールの中で芸当させて、水族館の運転資金にしています。(絶滅が危惧される動物を増やす試みのために仕方がないと説明しながら・・・)   日本では今更捕鯨でもないのに、日本の伝統漁業だと言ってゴリ押ししています。  第2次世界対戦では上野動物園でインドから送られた像を飢え死にさせました。   希少なチョウや昆虫を人工飼育して、羽化したら標本にする昆虫マニアもいます。幼虫を食草ごと採取して人工飼育して増やすならともかく、殺して標本にする輩はあとをたちません。   クワガタムシやカブトムシを人工飼育して、高く売りつける商売もあります。

人間って勝手な生き物ですね。animal-welfare を考えると、今私たちがやっている行為がはたして動物の幸せに役立っているか不安に感じます。

ついでに書きます。我が子を売り飛ばして売春させた鬼親もいますね・・・・

 

 

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