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317 ゆく河の流れ 81 chat GPTについて

2025年11月21日

病院の先生から返書が届いた。普段使わないような形式張った内容であった。更に、持って回ったような言い回しである。「あれ、この先生はこんな文を書く方だったっけ?」  我が医院のスタッフに聞いたら、最近は病院でもAiを使うように指示されていて、医師は返書も chat GTT  で文章を作るそうだ。「オレも、Ai でブログの文を書こうかな?」と言ったら「院長のブログは言い回しが面白いのだから、Aiは使わない方が良い」と言われ、意を強くした。   最近の若者は何を調べるのにも chat GTT をつかう。略して「チャッピー」。    今年の、流行語大賞にも、ノミネートとされているそうだ。私は、返書もブログもキーボード入力の手書きです。

ところで、先ほどの返書の epilogue   で、「以上、雑駁ではございますが・・・」とある。書き言葉に「雑駁(ざっぱく)」はおかしい。雑駁だと思ったら、直して投函するまでの時間はいくらでもあるのだから、推敲するなり書き加えるなりして投函すればよいことだ。話し言葉では、雑駁は使ってもよいかも知れないが、雑駁と言う言葉は官僚や議員が話がまとまらないときの言い訳に使う言葉だと思う。Ai  はそこまでは頭が回らないのだろう。

 

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