349 美術館・図書館問題 その3.
2025年12月21日
お願い このテーマの私の見解をブログを通じて訴えてきました。つい口が滑って、個人攻撃に当たる記述もあり、反省して表題を上記のように変えました。お許しください。 私は中野市美術品取得選定評価委員会委員を長年務めてきました。その間に、徐々に創作活動に興味を持つようになり、3年前からは歴民展に油彩画を出品し、北信地方の美術家との交流ができました。その様な折、中野市美術館建設基本計画の再検討を求める市民会議の代表として、市内の美術家諸氏の推挙を頂き就任しました。この運動に身を投じるうちに、行政の横暴さや議会の無責任さを実感しました。いつの間にか、市制を正しい方向に群れる羅針盤役を務めさせて頂くと感しるようになりました 以下、朝日新聞の天声人語の記載より、・・・・世界では権威主義の国々が威勢よく闊歩し、民主主義の国でもそれに逆行する体制が相次いで生まれている・・・・・とあります。まさに、日本の片田舎の中野市でも同じような悪い流れが生じようとしています。私たちの運動は決して独断的ではありません。その証拠に各種報道機関が好意を持って私たちの行動を報道してくれています。私は、この運動を富や名誉のために努めている訳ではありません。ひょっとしたら富、名誉の双方とも損なわれるかも知れませんが、それにめげず訴え続けていく所存です。私のブログを見て励ましてくださる皆様のためにも、このブログで粘り強く発信していく所存です。
図書館用地問題 寄りにもよって、市はミニ美術館と称する施設を、中野市立図書館に近接する(あるいは図書館の施設そのものの)オアシス公園に建造しようとしています。市立図書館一帯は長野電鉄・信州中野駅に隣接するにもかかわらず、大変落ち着いた雰囲気を醸し出しています。図書館自体も落ち着いていて、かつ情報量豊かな施設です。 例えば、私が「信州薬草の花」」を執筆していた時、有毒植物の記載に図書館の本を最大限利用しました。 教科書的な本を執筆する際、Web.の情報は全く役に立ちません。多くが如何(いかが)わしい記述です。たとえば、ヒョウタンボクの毒性を調べたとき、Web.ではこの樹の果実は有毒と書かれています。スイカズラ科の果実はみな食べられるのに、ヒョウタンボクだけが有毒と記載されています。しかし、だれも実際に食べてみて中(あた)ったという記載はありません。なかには実体験と思われる記述があっても、食べたこととあたったことに相関がみられません。たまたま、感染性胃腸炎に罹患したのかも知れません。いろいろな人に聞いたら、実際に食べたが何ともなかったと言った人もいました。Web.記載には、スイカズラ科のヒョウタンボクとウリ科のヒョウタンボクを混同している記述もありま。そんな訳で、成書がいかに重要か分かって頂けると思ます。余談が過ぎました。本論に戻します。 以前私は図書館を取り巻く庭園( 今回の建設予定地)の樹木を調べたことがあります。当時の図書館長と図書館に併設する庭園の維持管理をするボランティア団体の図書館友の会に依頼されました。最初に渡された設計時の図面を見ると、建設当時から綿密な計画で樹種が決められていました。極(ごく)わずか、記載された樹種と異なっている個所がありましたが、大体は合致していて、建造時如何に精密な施工がなされたかが伺えました。 そのような綿密な設計計画の下で建造された施設を、思い付きだけで破壊して、ちゃちなミニ美術館を建設することは許せません。
ミニギャラリー・カフェを美術家連盟が反対する訳 ミニギャラリーでも美術品を飾って貰えるのだから、反対しなくてもいいではないか?とお思いでしょうが、反対する理由があります。美術館として補助金を申請した場合、次に本格的な美術館を計画したとき、同じ補助金で申請できなくなるからです。しかも市民だって美術館を2つ入らないでしょう。ミニギャラリー・カフェがお金儲けになるなら、民間にやらせば良いのです。お客が来っこないでしょうから、民間では誰もやる人がいないでしょう。
これまでの、美術館・宮島氏問題で私が書いたブログの項目は、以下の通りです。最近、私のブログには見付けやすいように通しNo.を入れてあります 全部見ると長いので、後ろの方から見て下さい
院長ブログ(休憩室) 2589 2567 2594
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