408 私の本 76. BUTTER
2026年3月29日

「BUTTER」柚木麻子著 新潮文庫 ベストセラーらしい。中年男性連続殺人犯の未決囚「梶井真奈子(カジマナ)」と接見する尾は、女性週刊誌の雑誌記者「町田理佳」である。最初はバターの持つ魅力なのだが、接見の度に里佳はカジマナのペースに引き込まれていく。カジマナの要求する食材や食事をしていくうちに、ある時は理佳の方が優位に立ったり、カジマナが弱みを見せたりする。登場人物がどんどん増えて行き、複雑さが増しトラブルも増えて行く。 主題は料理なのだが、この小説はその魅力をうまく伝えていた。私の知らない料理ばかりだが、一度は食べておいた方が良いかな?と思わせる。私は、食べるものは何でもよく、いつも慌てて食べてしまって、後で何を食べたか忘れてしまう男である。 最後は、登場人物同志の様々なトラブルが、理佳の料理で修復して the end となる。。





















