ゆく河の流れ 1. 私の本 45. 方丈記
2025年1月12日
徒然草シリーズの「徒然なるままに」が100回になったので、今回から方丈記の「ゆく川の流れは・・・」が始まります。方丈記は鴨長明によって書かれた随筆集です。京都の街はずれに一丈四方の庵を建てて、そこに住む話です。もとは裕福…
徒然なるままに100. グリーンランド問題
2025年1月10日
トウモロコシ頭の次期アメリカ大統領が、グリーンランドの所有を希望しているとかで物議をかもしています。以下の文章はWeb.siteの記事を参考に記載しました。Web.site では、地政学的な理由と地理学的な理由の両論が出…
私の本の読み方 44. 罪と罰
2025年1月5日
「罪と罰」上・下 ドストエフスキー 工藤精一郎訳 新潮文庫 トルストイも、ドストエフスキーもツルゲーネフも読んだことが無くて、恥ずかしかったので読んでみた。この類の本は内容を理解するというよりは、全巻読み切った達成感を味…
私の本の読み方 43. マーラーの姪
2024年12月31日
「マーラーの姪」ウィルソン夏子著 バイオリニストのアルマ・ロゼの生涯を描いたノンフィクションである。ユダヤ人のアルマは、マーラーの妹を母に、オーケストラのコンサートマスターを父に持つ。若いころから天才的なヴァイオリニス…
私の本の読み方 41. 群立の画譜
2024年12月22日
「群立の画譜 奥信濃の戦後美術活動史」 寺澤宏三郎著 1986.1 発刊 今から41年も前に出版されたのに、中古本が3,000円で手に入るのだからすごい。この本に関しては小ブログで何回か取り上げた。北信濃の美術史の…
私の本の読み方 40. 日高山脈漂泊行
2024年12月22日
「地図なき山 日高山脈49日漂泊行」角幡唯介著 日高山脈は北海道襟裳岬から真北に伸びる稜線であり、標高は2,000mを超える。この山脈は地味なわりに難易度が高く、よほどの山好き以外は立ち入らない。全国の山を歩き尽くし…
新聞を読んで・その22 手書きの文章
2024年12月21日
画面の構成で余白が多くなっていますが、我慢して読んでください。 始めに、「ブログ 実験室 2024.12.14 万年筆で手紙を書く」を読んで下さい。 たまたま私が書いたら、天声人語氏も同じことを書いていま…
新聞を読んで 22. 有害鳥獣捕獲
2024年12月17日
近藤編集委員は趣味で稲作、麦作をやり、狩猟期間中は鴨猟もやる。3時間もかけて撃ち落とした鴨を探すが見つからない様子を記事にしている。「撃った鴨は必ず食べてやらなければ鴨も浮かばれない」と言っているのだ。引き…
私の本の読み方 39. 長寿期リスク
2024年12月11日
長寿期リスク 「元気高齢者」の未来 春日キスヨ著 長寿期リスクはおひとりさまよりおふたりさまの方が高いそうだ。一見、高齢になって問題がなく生活している老夫婦だけの家庭でも、ひとたびバランスが崩れると、難…