ゆく河の流れ 52. 家じまいのお手伝い その2.
2025年8月31日
西町縦通りと平和通の交差点にある、福祉施設のグループホーム「青りんご」です。この大きな家にはかつて、東側に中島次郎、すみ江さん夫婦が営む薬店が、西側はすみ江さんの妹のあいさんのおもちゃ屋がありました。2,015年頃、ご一家が相次いで亡くなり、父がご一家と親しくお付き合いしていた関係で、私も家じまいのお手伝いをしました。家屋敷は中野市の好意で広域連合のグループホームになりました。関係者一同が思い出の石碑(画面中央)を建造しました。碑文の原案は私が書きました。稚拙な文で恥ずかしいのですが、お読みください。
「この地に薬店と玩具店を営む人たちが住んでいた。 くすりの「山城屋」は地域の人たちが集い語った。おもちゃの「なかじま」へは子どもたちが夢を買いに訪れた。ここに、この記憶を残す。 この地を愛した故人を偲んで 平成二十三年 有志一同」
私は仕事柄、地域のお年寄りとのお付き合いが多く、それらの方の終活や家じまいをお手伝いすることがあります。