雲あれこれ 2. | 市川内科医院のブログ│実験室

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雲あれこれ 2.

2022年11月24日

弱い冬型の気圧配置で、県北部はしぐれていました。午前10時15分 西の空に虹がかかっていました。虹は太陽の反対側にでき、虹の半径の視角は約41度です。太陽光が水滴の中で1回反射して主虹ができます。2回反射してできる副虹は条件が良ければ見えます。霧の中でも虹が見えることがあります。尖って足元が見下ろせる山頂で、太陽を背にして立つと、眼下に環状の虹が見えます。そして真ん中に自分影が見え、ブロッケン現象と呼ばれます。簡単に虹を見るには、太陽を背にホースで水を撒けばできます。

 

 

12月4日 北に偏った変則的な冬型気圧配置で、寒気の南下がなく中野は小雨でした。雲型は層雲でしょうか?標高の高いところは霙(みぞれ)でしょうか? 山がかすんで見えます。もしかしたら、山も雨で霧雲かもしれません。いずれ、冬に表れやすい風景です。

 

12月7日朝6:50 日の出前の東の空に朝焼け雲がかっていました。積雲だと思います。空は青いのに朝焼け雲が青いのはなぜでしょう。このブログでも、何回か月食の赤い月、赤い夕焼け、日中の空が青いわけなどを論じてきました。月食の月や夕焼けが赤く見える原因は、大気が青色を拡散してしまうから、残った赤が月や雲を赤く染める。それなら、同じ大気なのにどうして空は青いか?と言うのが疑問でした。漸く分かったことは・・・・

月食や夕焼け雲を照らすに日光は、大気中の長い距離を進むため青色が拡散して、赤色に見えることは分かりました。それなのに何故日中の空は青いのに、物は青く見えないのでしょうか? 実は日中の太陽光は青色を拡散してやや赤みを帯びるのですが、太陽光があまりに強烈なので人の目には確認できないのです。宇宙で太陽を見ると、地上で見るより青みががって見えるかもしてません。以上が、青空と朝焼け、夕焼けの赤色の関係でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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