新聞を読んで 22.「積ん読」と「遅筆」
2025年4月28日
新聞を読んで感じたことを、シリーズで書きます。
天声人語では、「入手した本を読まずに仕舞っていく置くこと(積ん読)」の功罪を論じています。私にとって積ん読は考えられません。何しろ、早く内容が見たくて仕様がないので、入手したらすぐにプロローグとエピローグと、解説に目を通します。それから、本文を読み始めます。適当なところで切り上げて、次の読みかけの本を読みます。前から書いた通り、私の読書方法は同時進行方式です。1冊の本が飽きたら、その日のうちに次の本を手に取ればよいだけのことです。いま私が同時進行で読んでいる本は全部で8冊です。本を読むとすぐ眠くなる人も、私の方法をやればたくさん読めますよ。
「絵を描く時はゆっくり描きなさい」と書いてあります。私の描き方は時間がかかります。手本になる写真を克明に模写するつもりで描いています。あるものは全部描き、無いものを加えない様にしています。「自然は嘘をつかない」のが私のモットーです。嘘を書くと必ず矛盾が出るからです。50号だと最低3ヶ月はかかります。