399 菊池契月・一雄展 その2 町田曲光の日本画 二点
2026年3月9日

この度、左の掛け軸は、中野市内の池田家から中野市に寄贈された作品です。町田曲光は菊池契月の同僚で、2人は若いころに京都に修行に出て、曲光は後に東京の中央画壇に席を置きました。画題は「芥子」です。 右は我が家にある「菊」です。契月と曲光の画風の違いをお楽しみください。我が家の「菊」は「芥子」に比べて小さいけど、保存状態もよく、作品的にはこっちの方が優れていると思います。(自分の持ち物は良くみえます)
掛け軸の展示方法は、光源の問題が微妙です。中野市立展示館の光源は最低です。光源は天井にあるのですが、直管の蛍光管が画面と平行についています。そのため画面の左右に伸びている凹凸が目立ってしまいます。本来ですと面で広がる光源だと、このような目立った皺は隠せます。それがだめなら、蛍光菅を画面と直角に置けばまだ見れたでしょう。私の写真はその点でたたみ皺が現れないように光源を工夫しました。掛け軸を巻いて保存するときも注意が必要です。巻きとる時は絵の部分(本紙)を持たずに、下部の軸棒の軸先だけ回して、画面全体を巻き取ります。巻き取ったら軸の真ん中を優しく持って、軸先を締まる方向にキュキュッと回して、紐を掛けます。巻き取るとき本紙の部分を持ってぐるぐる巻き取って、後でキュキュッと締めると左のような皺が出てしまうからご注意を!





















