ゆく河の流れ 21. あら捜し その1.
2025年5月27日
あら捜しが趣味です。お許しください。 1. 朝日新聞・連載小説「夫を亡くして」門井慶喜・作 No.200 「・・・机の上には石油ランプ。 ガラス製の、ひょうたんのような形をしたホヤを取り、マッチで芯に火をつけてホヤを戻…
ゆく河の流れ 18. 気になる言葉
2025年4月19日
前にも、同じことを書いたかもしれないが以下の言葉は私は嫌だ。 お仕事 以前は芸能関係の人が良く言っていた。今は一般人でも「自分のお仕事・・・』などと平気で言ってる。この場合の「お」は尊敬語であって、丁寧語ではありません。…
ゆく河の流れ 13. 私とラジオ その3.
2025年4月2日
中学時代は、鉱石(ゲルマニウム)ラジオの同調コイルを高級品にして感度を上げて聞いていた。普通の鉱石ラジオでは考えられない程、はっきりした音が出た。自分の部屋までアンテナを引き込み、夜は勉強をするふりをしてラジオを聴いた。…
ゆく河の流れ 12. 私とラジオ その2.
2025年3月31日
子供の頃から理科、その中でも電気が好きで、大人になったら電気で身を立てたいと思っていた。小学校高学年の時、親戚のお兄さんから手軽な鉱石ラジオの製作方法を教わった。竹筒にエナメル線を撒いて、小容量のコンデンサーを撒いて同調…
私の本 57. 第172回 芥川賞受賞作 ゲーテ
2025年3月29日
今回の芥川賞は本格的な小説だ。レストランで食後に飲んだ紅茶に付いていたタグの文章が、ゲーテ著作集のどこにあったかを謎解きする話である。結構仕掛けが混んでいて、読解力が試される本であった。私は如何にヨーロッパ文学を読んでい…
ゆく河の流れ 8. 面白みが分からない
2025年3月21日
朝日新聞のこの漫画の面白さが分かりません。たまに、連載漫画の面白さが分からないと気になります。投書欄の朝日川柳も、解説が着きますが、分からないと気になりますね。 ところで、この漫画・・・・・お兄さん(のぼる)が、スイッチ…
私の本 56. 第172回 直木賞受賞作 自然科学と文学
2025年3月17日
「藍を継ぐ海」 伊与原新著 短編5編が収められている。自然科学をモチーフに小説仕立てしてあり、私には読みやすかった。1 「夢化けの島」山口県萩市沖の日本海に浮かぶ小島で、陶芸家が陶器の土を探す話 2. 「狼犬ダイアリー」…
私の本 52. 坂本龍一の対談集
2025年3月7日
「坂本龍一 ピアノへの旅」坂本龍一と音楽の専門家3人の対談集である。この本の前に読んだ「ジブリの音楽で高名になった作曲家」と「虫好きの脳科学者」の対談が面白くなかったので、この本は違うだろうと期待して読んだ…
ゆく河の流れ 1. 私の本 45. 方丈記
2025年1月12日
徒然草シリーズの「徒然なるままに」が100回になったので、今回から方丈記の「ゆく川の流れは・・・」が始まります。方丈記は鴨長明によって書かれた随筆集です。京都の街はずれに一丈四方の庵を建てて、そこに住む話です。もとは裕福…
徒然なるままに75. 近頃思うこと
2024年7月16日
1. AIのこと 使ってみもしないのだが、私はいらない。私にとって、こうしてブログを書くことが至上の楽しみだからである。こんな楽しいことを機械にやらせるのは勿体無い。 一つまえの実験室ブログ「ヤマカガシ」では、読者に…