徒然なるままに 28. 新聞を読んで・その7 北アの遭難
2023年12月24日
この記事を読む前に、まず私の書いた実験室(この)ブログを見て下さい。 2023.10.19 私の本の読み方 9. 「地学ノート」 原山智先生です。秩父宮山岳章を受彰なさいました。私が探し出し、購入し読んだ本の著者が、受彰されてうれしいです。(先見の明があった。) 私がこの本を読んだとき、巨大かつ長期間にわたる大地の変動に畏怖とロマンを感じました。
同じく、実験室ブログ 2023.10.26 徒然なるままに24 新聞をを読んんで・その5 北ア不明学生救助 私は遭難した学生たちは、てっきり湯又川沿いの伊藤新道のどこかで遭難したと思っていました。(私はオレンジのコースは若いころ歩きました。伊藤新道は彼らと同じく右回りに、左回りの裏銀座コースは高瀬ダム、烏帽子小屋、野口五郎岳、真砂岳,水晶小屋、三俣蓮華岳です。ところで、彼らが誤って東沢谷に踏みこんだ原因について。水晶小屋からは、本来は尾根伝いに東に真砂岳にむかうのだが、誤って北に水晶岳方向に向かった。 東に向かう尾根が頭にあって、水晶岳手前で東の向かう小尾根に立ち入り、そのまま東沢だに胃入り込んだようだ。
かれらは、スマホの登山用アプリでコースを探したようだ。道の山岳に入るのに、スマホアプリは危険です。私は、山に行く前に2.5万図をよく見て、コースを確かめ、地図をコピーして山に入ります。スマホは持っていくけど電話の送信、着信だけで、トレイル・コースを確かめるのはGPSです。最近の人はスマホのアプリだけで山に登るけど、お勧めしません。スマホと勘だけで歩くから遭難するのです。
ついでに、 徒然なるままに.17 新聞を読んで・その1 2023.8.19 原生の森 伊藤新道も見て下さい。
アルコールの害: エネオスの事件が新聞報道で大きく取り上げられています。泥酔したトップたちが、とんでもないことをやらかしました。約半年前にも同じ様な事をしてトップが辞任しました。私が思うのに、この会社の人事は夜の飲み会で決まる会社だと思いました。飲み会で部下は上司におべっかを使い、のし上がっていったのでしょう。酒を飲まない部下は平のままか、退社していきました。そうして、社会のヒエラルキーが構成していったのでしょう。あさましいことです。あるルールで汚染された会社は、トップ全員が退社して、やり直すしかないと思います。トップの責任で傾いた組織は、トップ全員の首をすげ返さなければ、再生できないでしょう。同じことが、最近のジャニーズ、宝塚、日大・・・・、枚挙にいとまがありません。
私が医者になったばかりの頃、勤務した病院のトッブは大酒のみで、何かというと宴会を開いて、若手の医者と車座になって議論していまいた。そうしたやり方が、病院経営には必要だと諭されました。そして、酒が飲めることは良いことだと教わりました。今は時代が違うから、10年前に酒を止められて本当に良かったと思います。