ゆく河の流れ 73 社会的孤立者 - 市川内科医院のブログ│実験室市川内科医院のブログ│実験室

長野県中野市三好町1-2-10 TEL:0269-22-3366 長野電鉄長野線「信州中野」駅 徒歩6分

タイトル背景

実験室市川内科医院のブログ

▼ MENU

ゆく河の流れ 73 社会的孤立者

2025年10月28日

今朝のTVのワイドショウのテーマでした。医学の世界では、社会的フレイルとも呼びます。最近の社会的問題になっていて、対策が急がれています。高齢になって家に引きこもって、社会との接点が少なくなり、徐々に体力が衰え最終的に死を迎える状態です。身体的フレイルである期間が長くなり、健康寿命が短くなります。医療や介護の世話を受ける期間が長くなり、社会の負担が大きくなります。

TVでも言っていましたが、社会的孤立を防ぐのに大事なことは、「仕事」と「趣味(遊び)」をバランス良く取り入れることだそうです。「定年になって仕事がなくなり、後は好きなことをして過ごしたい」と希望しても、じきにその生活に飽きてしまって、生きがいを失くしてしまいます。その対策は、「報酬のあるなしにかかわらず仕事をする」ことで、社会との接点ができます。趣味から仕事を見つけて、報酬を得る人も多いと、TVアサヒで玉川徹さんが言っていました。

私がいつも言っていることですが、仕事趣味のほかに、「知識(教養)」も大事です。先の⒉つの仕事趣味を実行するするためにも、知識は必須ですよね。仕事主食なら、知識副食趣味ビタミンだと思います。働き盛りの人も、仕事をリタイアしたした人も、先の3つのバランスが大事です。

私は5年ほど前に体調を壊し、80歳の壁を乗り越えられるか不安でしたが、その後新たな挑戦を始めて、漸く壁を乗り越えられる自信が付きました。答えは、いつもブログに書いていることです。

 

pagetop