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私の本の読み方 19.色の秘めたる歴史 日本思想史と現代

2024年5月15日

「色の秘めたる歴史」 カシア・セントクレア著  画家の横尾忠則氏が書評で褒めていたので読んだ。感想は「面白かった」です。油絵を描くようになって、色いろな絵の具のあることを知った。どの色とどの色を混ぜると、どういう色になるか、と言うことなどを少しずつ覚えた。そして油絵では混ぜてはいけない色の組み合わせはないこと、白は強いから白を混ぜて使う時は注意すること、 etc. を知った。そんな時、この本に行き会った。それぞれの色にまつわる古今東西の歴史、その色の作り方、色素の毒性、覚えておいても仕方がないような雑学集だが、こういう本を読むと寛げる。ただ、各ページに提示されるカラー見本の色が、実際のその色とかなり異なっているのが気になった。      「日本思想史と現在」渡辺浩著 宋学ついて少し勉強しようと思い読んだ。著者があちこちの雑誌、学会誌、広報誌などに書いたエッセーを集めたもので、それを読むと日本の思想、政治全般が分かる。難しいテーマを分かりやすく解説してあって面白かった。ただ、マックス・ウエーバーの項は難解であった。こういうテーマも読解できるように、読書を進めたいと思った。

 

 

 

 

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