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433 私の本 82 アボリジニ

2026年5月17日

「帳のアボリジニ」 上橋菜穂子著  Kindle 版で読んだ。小説「鹿の王」を書いた上橋菜穂子が文化人類学者だっとは知らなかった。上橋の小説を読んだとき、独特な雰囲気がしたが、あれは長期にわたる現地での取材が持つ雰囲気たのだ。上橋はオーストラリアのアボリジニの調査に、1回に一年以上現地人と付き合ってきたのだ。総計5年以上か?  私はこれまで「アボリジニはオーストラリアの砂漠地帯で昔ながらの生活をしていて、移民してきたヨーロッパ人と交わらずに生活している」、とばかり思ってきたが違った。アボリジニと一からげにしても、様々な生活形態がるのだ。中には政府のアボリジニ保護政策があるおかげで、正規の職業につかず昼間から酒を飲んで辺りをうろつき回っている輩もいるそうだ。アラスカのイヌイットもアル中患者が多いと聞いた。

もともと、アボリジニは独特の生活習慣、家族関係、文化があったが、ヨーロッパ人の入植で生活が大きく変わってしまい。今更もとに戻せないでいるのだ。19世紀以前の植民政策の弊害(植民者と被植民者の癒合がうまくいかない)はいろいろな例があると思う。アボリジニと同じケースは、アメリカ本土(アメリカインディアン)、アラスカ~カナダ北部(イヌイット)であろう。アフリカ大陸や南アメリカ大陸のような植民政策、インド、東南アジアの様なケース、日本がやった台湾、朝鮮、満州の植民政策、後になって考えれば文明人は何とバカげた政策を世界中でやってきたものだ。

 

 

 

 

 

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