徒然なるままに 24. リバーサルフィルムの色
2023年10月26日
後の方で、昔撮った写真をお見せします。フィルム(銀塩)写真の頃、カラーフィルムはポジ(リバーサル)フィルムと、ネガフィルムの２通りありました。私は最初はネガでしたが、後半はずっとポジを使ってきました。ポジの方が色の再現性が良いからです。fフィルム写真が廃れてデジタルの時代になりました。ポジフィルムをデータ化するためにはスキャナーを使います。私が使っているフィルム・スキャナーはプロ仕様なので、精度抜群です。
NIKON社製の35mmフィルム専用のスキャナーです。ブローニーフィルムは別の機械でスキャニングします。
今から35年ほど前に撮影したリバーサルフィルムの写真です。高谷池ヒュッテ付近からの、高妻山(左)と地蔵山(右)です。右奥は北アルプスです。早朝の雰囲気が出ています
前の写真より、数年あとで撮った写真です。農鳥小屋に泊まった登山者がご来光を見ている様子です。私は下方から朝日を背にして残月を狙いました。200mmレンズ(35mmフィルム)で撮影した画像を、デジタル拡大しました。35ｍｍフィルムに換算すれば、600mmレンズで撮った勘定でしょうか？ ここまで大伸ばしすると、ピントの甘さと画面の荒れが目立ってしまいます。いい写真なんだけどなあ・・・・
フィルム時代最後の頃の写真です。この色はデジタルカメラでは出ません。篠井川最下流部です。
