徒然なるままに 26. 新聞を読んで・その６ | 市川内科医院のブログ│実験室

訃報　２件

宮地先生は、「県治水・利水ダム等検討委員会委員長」の頃、角間川ダムの建設に関して、素人の私にまで意見を聞いてこられました。私は「建設予定地のすぐ上流部の砂防ダムは、建設して間もなく土砂が堆積して、広大な河原に変じてしまった」こと説明しました。そして、「治水上も利水上も無意味である」と。結局角間ダムは建設されずに、浅川ダムだけが穴あきダムで完成しました。宮地先生は学問的にも、思想的にも優れた先生でした。

津島雄二氏は、国家公務員上級職試験に合格して、キャリアー組で大蔵省に入省しました。入省して間もなく、信濃中野税務署長として、中野に赴任されました。信濃中野税務署長室に歴代の署長の名札が掲げてあり、津島氏の名前もあります。　  山田顕五氏は当時中野管内の酒造協会長で、「独身時代の津島氏は優秀だった」と話しておられました。