高脂血症の薬 | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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高脂血症の薬

2016年12月14日

今回は、コレステロールを下げる薬の話です。コレステロールは肝臓で合成されるので、その治療薬はコレステロール合成阻害剤がメインです。そのうち、スタチン系の薬剤は現在広く使われており、当院ではリバロ(写真左)、メバロチンをはじめとして数種類の薬剤を使い分けています。一方、一昔前はフィブラート系の薬剤が主でしたが、今は当院ではトライコア(中)、ベザトールがあります。この薬は中性脂肪も下げるので、コレステロールと中性脂肪が高い方に処方されます。

コレステロールは胆汁中に排泄され、腸管で再吸収され体内に取り込まれます。ゼチーア(右)は腸管での再吸収を阻害することで、血液中のコレステロール値を下げます。

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