硯龍(すずりゅう)山に登りました | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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硯龍(すずりゅう)山に登りました

2022年11月3日

宮坂さんの本を読んで、東筑摩郡筑北村の山に登りました。向かって左の山です。正確には硯龍山砦跡(玉根岩)です。宮坂さんは硯龍山の先の大根場(中央奥の右端)をガイドしていますが、私はただ山を歩きたいだけでピーク・ハントが目的ではないので、途中の硯龍山で引き返しました。

写真、左寄りの煙の出ている工場のことは後で書きます。

 

 

目的地に行くのに高速道を使ったのですが、麻績ICで降りるつもりが雪の北アルプスに見とれていて通り過ぎてしまいました。その先、筑北PAから撮影した北アルプスです。左が横通岳、右端が大天井岳です。大天井は地元の人は「おてんしょう」と呼びます。 私はそのまま高速を走り、豊科ICで降り下道で麻績に戻りました。

 

 

旧坂井村(現・筑北村)杉崎の、のどかな田園風景です。遠方の北アルプスは、左から南沢岳、不動岳、北葛岳、蓮華岳です。最左端の里山は、聖山の一部です。

 

 

 

登り口は丁寧に草が刈り払われていて、すぐ見つかりました。残念だったのは、何とも言えない異臭が漂っていたうえ、腐敗した(どぶの様な)臭いがするのです。しかも正面を流れる水路は汚い水が流れていました。正面はキノコを主原料とする食品メーカーの工場です。高い煙突からは水蒸気を多量に含んだ煙が出ていました。遠方から見た煙は水蒸気だけではなく、煤煙も含んでいるようしでした。

環境汚染が激しい企業なので、このような辺鄙な田舎に工場を建てたのでしょうが、もっと神経を使ってほしいと思います。関係官庁も監督をしっかりやるべきだと思いました。それにしても、地元の人はよく我慢しているなあ。

 

 

気を取り直して、暖かい木漏れ日が降り注ぐ中、不明瞭な道が続く雑木林を登りました。200m程登ったとことろに、この石祠がありました。ここが本当の硯龍山山頂なのかもしれないけれど、ガイドブックはこの先の独立標高点を山頂と決めているようでした。

 

 

 

 

山頂とおぼしきあたりは、このようなどこが頂上か分からないような緩斜面でした。ガイドブックでは、「道迷いに注意」とあありましたが、私はGPSがあるから安心です。

 

独立標高点を探して、そのあたりの一番高いところでGPS画面を見ました。GPS画面では薄緑の線が私の歩いたトレースですが、線が錯綜している箇所がその地点です。少しずれていたので、あちこち彷徨いながら探しました。大体、一致したところは実地では少し傾斜のある場所でした。私のGPSは古いので精度が悪いのか、地図が違っているのか不明です。将来的には日本の測地衛星網が完備され、精度の良いGPSと正確な地図が完成すれば、このような現象はなくなるでしょう。

 

 

 

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