超音波診断装置
2017年2月6日
超音波検査はエコー検査とも言います。音波は直進して物に当たると、そこで反射して戻ってきます。エコー(こだま)を画像にすれば、水中や人の身体の状態が分かります。魚群探知機はその原理を利用して発明されました。医学では体の臓器の状態を探るために、耳で聞こえる音より周波数の高い音(超音波)を使って検査します。周波数が高いほど解像度は高くなりますが、深部への到達が低下します。そのため、調べる臓器により使う探触子(プローブ)が異なります(写真右上)。左から心臓、頸動脈・甲状腺、腹部の検査に使うプローブです。