ヒガンバナの不思議 | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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ヒガンバナの不思議

2024年9月24日

今年も東山如法寺の彼岸花が咲きました。ヒガンバナは天候や気温に関係なく、全国中どこでも毎年この時期(秋の彼岸)に開花します。夏至から数えて91日目に開花するような仕組みがあるのでしょうか。(春分、夏至、秋分、冬至の間隔はほぼ91日間隔です)

植物の開花は温度によるものが多いです。多くの植物は積算温度が何度かになると開花します。特に春,夏に咲く植物はこれです。逆に寒冷積算で開花するものはバラ科の植物です。何度以下の日が何日か積算すると、開花スイッチが入ります。

日照時間で開花するよく知られる植物は「和菊」です。短日植物と呼び、日照時間が短くなると開花します。秋から初冬に咲く植物です。シャコバサボテンもそれです。シャコバサボテンを二度咲かせようと思ったら、花が終わったら暫くのあいだ夜も部屋を明るくして、その後暗い所に置くと花芽がつきます。

 

 

 

1. 全体像です

2. 少しアップしました

3. さらにアップ

4. 看板の奥に如法寺の大イチョウが写っています。このイチョウは聖武天皇(701-?)の乳母が植えたと言い伝えられていますが、それはあくまで言い伝えです。イチョウが中国の奥地で発見されたのは西暦1200年頃で、日本に入ってきたのはせいぜい800年前です。(全国にはイチョウの古木はあちこちにあり、これより大きなイチョウでも樹齢数百年とされています)

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