田ノ原の紅葉
2021年10月17日

ここは志賀高原の中央部で、背後には高層湿原の田ノ原湿原がひろがっているところです。田ノ原では江戸時代に松代藩の佐久間象山が稲作を試みたのですが、高冷地で稲は育たず失敗したそうです。江戸時代の志賀高原の奥山は御巣鷹山として松代藩の所有地で、地元の沓野村の住民が管理を任されていました。研究好きな佐久間象山は、鉱山の採掘を試みて失敗したり、高地で稲作を試みたりして地元の沓野の住民にとっては迷惑な人物だったらしいです。10月10日撮影ですが、黄葉が始まったばかりでした。空が真っ青で、暖かい日でした。