ヤハズハンノキの葉
2022年9月30日
28日のブログの続きです。この樹の名の由来は、葉の形状が矢筈(やはず)に似ているからです。
看板を抱き込むヤハズハンノキのブログを見た方から、「岩菅山のブナの木でも見た」と教えてくれました。どうも、樹肌がつるっとした樹の方がこの現象が起きやすいようです。一方、樹肌がごつごつした(死んだ組織が厚い)樹木では形成層と異物の間隔が厚いので、巻き込み現象が起きにくいようです。樹皮がごつごつして厚い樹木としては、例えばブナ科ではミズナラやクヌギ、そして殆どの針葉樹です。