篠井川水系をめぐる (39)篠井川樋門 | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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篠井川水系をめぐる (39)篠井川樋門

2022年11月19日

このシリーズも終了間近になりました。篠井川が千曲川右岸の堤防を潜(くぐ)る所にある大きな樋門(ひもん)です。千曲川と延徳遊水池は殆ど標高差が無く、遊水池東端と千曲川本流の高度差はたったの1.3mだそうです。千曲川の上流で大雨が降って千曲川の水位が上がると、篠井川水系で大雨が降らなくても、千曲川の水が篠井川に逆流して延徳田圃は洪水になります。千曲川は長野県の北半分の水を集めて流れる大河川なので、延徳田圃は度々大洪水の見舞われました。洪水を防ぐ目的でこの樋門は作られました。千曲川の水位が上がると、樋門は閉じられ洪水を防ぎます。

 

 

樋門から篠井川上流部を望みます。手前の大きな橋は上信越自動車道、奥は高速道路側道です。

 

 

樋門から下流方向を撮影しました。千曲川と千曲川を渡る法陸新幹線千曲川橋梁が写っています。篠井川は蛇行しながら千曲川に合流します。

右端の樋門から左に向かって川は流れます。左に篠井川排水機場と吐出水門がみられます。

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