夜間瀬散歩
2022年12月4日
12月4日(土)の午後、天気が良かったので夜間瀬スキー場を歩くことにしました。夜間瀬駅を過ぎて横倉あたりを車で走っていたら、妙高山の右肩に真っ白い尖峰が見えました。妙高連峰の火打山(2,482m)です。妙高山と火打山は夏はどちらも緑で、冬はどちらも雪で見分けがつきません。この時期だけ、積雪量の違いで見分けがつきます。日本では火打山より北に、火打山より高い山がありません。
夜間瀬スキー場を標高差で265m程登りました。高くそびえ北斜面に雪の付いた山は五輪山で、その左は臂出(ひじで)山です。最奥の雪の付いた白い山は横手山、右寄りに坊寺山、右端は笠ヶ岳です。正面の雑木の斜面はもと五輪高原スキー場で、今から20年ほど?前に、閉鎖になりました。今はすっかり雑木が茂り、ゲレンデがどこだったか見分けがつきません。自然の回復は早いですね。
ゲレンデを登っていたらリフトの支柱わきに棘のある木が生えていました。こんなところにバラを植えるはずはないが?と思ったのですが、ハリギリのようです。種子が風に飛ばされてここで芽生えたようです。(ハリギリのことは、22021.5.6 と 2021.9.11 のブログを参照して下さい)
標高1,000m付近から南方向を写しました。麓に適当に霞がかかって奥行きのある風景です。スカイラインは上信越高原の山々で、その下は順番に須坂市、小布施町、中野市、山ノ内町の山々です。
下りついて車で帰る途中、前坂の直線道路わきのリンゴ畑にありました。ミカイドウ(実海棠)だと思います。ただ、図鑑で見るミカイドウの果実は、もっと地味な黄色です。これは、園芸用に改良された種だと思います。ミカイドウに対して花が美しいのがハナカイドウ(花海棠)で、ピンクの花が美しいです。この赤さを見たら齧(かじ)ってみたくなりました。その感想は・・・・? 「旨い ! 」 思わず叫びそうでした。甘みも酸味も適度にあり、渋さは全くなくてびっくりしました。これなら「秋のサクランボ」と称して地産農産物店で売れると思いいます。子供が喜ぶだろうな。