植物、カラス、湧き水、電気
2024年5月26日
5月25,26日の week end のことです。weekday をあわただしく過ごすと、土、日曜は寛げます。25日(土)は夕方はいつものトレーニング・コースを歩きました。途中の斜面にウドが生えていることに気付いていたので、剪定鋏を持っていきました。ウドはこんなに伸びてしまっても食べられます。ここまで大きくなると下部の茎や葉は硬いので、そこだけ除いて採取します。ただし、下部の葉はアクが強いので、炒めると苦みが出ます。私はアクが強くても平気なのでそのまま食べてしまいます。
道端のナワシロイチゴが真っ赤に熟していました。ひと摘まみしました。結構甘くておいしいです。この日は他に、イタドリ、ヒメジョオンも採って来ました。
家の周りを荒らし回っている烏(からす)の仕業です。鳥類は尿道と直腸が一緒になっていて、糞と尿は共通の排泄口から排泄されます。しかも尿は尿酸の含有量が多いので、排泄時には尿酸が析出して真っ白です。そのような仕組みは、空を飛びながら排泄する動物の特徴なのでしょうか? それにしても迷惑な話です。大雨でも降ってくれないかなあ。
実は今朝(5月26日)いつもの散歩道でJAの駐車場まで来たら、カラスのヒナが巣から落ちたらしく、駐車場の片隅でうずくまっていました。上を見たら親ガラスが私を威嚇しています。この状況はかなりやばいので (親ガラスはヒナを守ろうとして私に攻撃を仕掛けてくる可能性があるので・・・・)(このことは良く知られています。実際に襲われた人の話を聞いたこともあるし、報道でもよく聞きます) 、 私は遠巻きにして現場を去りました。 この時の親ガラスはこの糞害の張本人だと思います。
午後は行きつけのガソリンスタンドのもと御主人(91歳)の立ち悔やみに行きました。Yさんには大変お世話になりました。私が中学生の頃、Yさんが「ラジオ作りはもうやらない」と言って、段ボール箱にどっさり電気部品を持ってきてくれました。私はそれでラジオを作り、その後すっかり虜になってしまいました。その後の私の電気の趣味はYさんの影響なのです。私が大学生だった頃、Yさんはガソリンスタンドの御主人になっていました。私の乗っていたバイクや、大学卒業後乗った自動車のメカニズムの手ほどきも受けました。私の修理を手伝ってっくれました。頼もしい先輩の逝去を悼みます。
立ち悔やみいから帰ってきて、飯縄高原の「鳴岩」へ写真を撮りに行きました。高校の生物班の頃、仲間が「大岩の下からこんこんと湧き水が流れ出るところがある」と話していました。私はいつかは行って見たいと思っていましたが、ついぞ尋ねることはしませんでした。60年も前のことで、その後飯綱高原はすっかり変わっていました。現地付近に幹線道路が走り、鳴岩の先方に立派な林道が通っていました。
鳴岩に行って見たら、確かに湧き水が岩の下から流れ出ていました。「湧き水にしては水量が多いなあ・・・・」 そして、岩の上流に回って見たら、なんと大岩の下に小川が流れ込んでいました。60年前に仲間がここに来たときは、岩の周囲のヤブが刈り払われていなくて気付かなかったのです。がっかりです! そうだよなあ。こんなに大量の水が岩の下から湧き出るはずはない・・・・
気を取り直して、林道を歩きました。
オニシバリです。夏になると葉が落ちるので、ナツボウズ とも呼ばれます。初秋に赤い実がなりますが、噛むとひどく辛いそうです。
タニウツギです。雪の多い地方では一般的です。きれいな花ですが、あまり庭に植えられません。むかし焼き場でお骨を拾う時に、タニウツギの枝を使ったので縁起が悪いせいです。
帰り路でフキの棒を沢山採ってきました。このブログを更新した後、茹でて筋(すじ)を取る予定です。沢山採れたので後が大変です。充実した週末でした。