カラムシ
2017年9月6日
茎の幹(カラ)を蒸して皮をはいで繊維を取るので、カラムシです。東南アジア原産で、苧麻(ちょま)とも呼ばれ、昔から布にする繊維の原料として広く栽培されていました。それが野生化したものと思われます。
日本で麻と呼ばれたのはこの植物です。麻績村の「麻」もカラムシのことだと思われます。私の印象ですが、苧麻から得られた繊維は粗糙(そぞう)で、織られた布も裃(かみしも)の様にごわごわしていたのではないでしょうか。
2017年9月6日
茎の幹(カラ)を蒸して皮をはいで繊維を取るので、カラムシです。東南アジア原産で、苧麻(ちょま)とも呼ばれ、昔から布にする繊維の原料として広く栽培されていました。それが野生化したものと思われます。
日本で麻と呼ばれたのはこの植物です。麻績村の「麻」もカラムシのことだと思われます。私の印象ですが、苧麻から得られた繊維は粗糙(そぞう)で、織られた布も裃(かみしも)の様にごわごわしていたのではないでしょうか。