林道・安南平線を歩く | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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林道・安南平線を歩く

2024年6月16日

林道安南平線を歩きました。アイキャッチ画像、正面の山は、昨日のブログて紹介した笠ヶ岳~三沢山間稜線です。この林道は昭和40年頃オープンした安南平スキー場に通じています。安南平スキー場はオープンして10年ほどで閉鎖しました。バブルのころ作ったスキー場のうち、何か所かはクローズしまいました。一攫千金を狙っても、うまい話はそうは無いようです。

林道入り口に進入禁止のゲートがあり、仕方がないので歩きました.

1. 暫く歩くと崩れかけたトンネルにつき当たります。

2. トンネルを抜けると、右側の角間川渓谷に大きな砂防堰堤が見えてきます。緑の葉が茂って、堰堤がうまく写りません。薄赤色の線で示したのが堰堤の落ち口です。よーく目を凝らすと何とか見えると思います。堰堤は3ヶ所あり、トータルの落差は15mほどあります。

3. 堰堤の上流部はだだ広い河原です。正面は本沢で、角間川の主流は左から右に流れます。角間川の流水は発電用水に使われるため、今の渇水の時期は水流はありません。先ほど話した堰堤ができる前は、角間川の渓谷はもっと深く流れていました。堰堤ができて10数年で、谷がすっかり土砂で埋まってしまいました。2001年、県知事脱の田中康夫氏が脱ダム宣言をしました。県治水利水ダム等検討委員会委員長の宮地義彦先生に私が、「角間川にダムを作っても、すぐに埋まってしまうだろうからダム建設はすべきではない」と提言したことがあります。その意見が通って角間川ダムは建設されませんでした。  実験室ブログ 2023.11.4  徒然・・26 新聞・・宮地義彦先生訃報のページを見て下さい。私が先生に「角間川ダム不要論を提言・・・」と書きましたが、私が言ったことは本当であることを証明するために、この暑い中を往復歩いて撮影してきました。

4. 道はこの先、安南平まで通じている様でしたが、遠いのでここで引き返しました。

ノイバラです。白くて清楚で・・・、 ゲーテでなくても、歌に詠みたくまります。

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