林道・菅線を歩く
2024年9月28日
中野市間山 ぽんぽこ温泉の先の林道(林道菅線)です。ぽんぽこ温泉から少し行ったら、通行止めの標識が出ていました。ここから歩きです。この林道は山ノ内町の菅まで通じていますが、途中で道路が壊落していて、今は通行止めになっています。
1. 林道菅線と別れて、「まやくぼ」に入ります。ここは、沢状の緩斜面が暫く続き、やがて急斜面になって林道小池峠線に出会います。若い頃このあたりまで登れましたが、今はほんの麓をうろつき回る程度です。「まやくぼ」を知った理由はあとで説明します。
2. マタタビ 葉の先が白化しています。理由は移前書きました。
3. ユウガギク いわゆるヨメナです。
4. ヒキオコシ 「信州薬草の花」に取り上げておいたら、東京の大学の薬理学(生薬学)の先生から、生育地の問い合わせがありました。「生育地を案内して欲しい」と言われました。「あまりに当たり前すぎて、ふだん山に登っているときにどこに生えているか、関心を持ったことがない」と伝えて、案内を断ったのですが、今頃になってヒキオコシと同定できる写真が撮れて悔やんでいます。
「まやくぼ」の地名は、この絵地図で調べました。この地図は平成11年に間山に住んでおられた 海野米次氏が描かれた地図です。海野氏は間山の山林管理に携わっておられ、山林の地名を熟知されていました。この地図は私が海野氏からお借りして、コピーしたものです。この地図で記載させている地域は私は以前から時々登っていましたが、今になって「若い時にもっと登っておけばよかった」と感じています。