メタセコイアの果穂
2017年9月29日
合同庁舎のメタセコイアの木に、稲穂のようなものがぶら下がっていました。時期的にみて花ではなく、果実(種子)を付けた穂だと思います。普通の針葉樹の果実は松ぼっくりのような形をしているものが多いのですが、メタセコイアは変わっています。さすがに化石時代の植物だと感じました。
メタセコイアはスギ科の樹木で、1945年に中国揚子江の奥地で発見され、生きた化石として当時話題になりました。戦後日本に持ち込まれ、長野県では各郡にある地方事務所の庭に植えられました。当医院の向かいの中野合同庁舎(旧下高井地方事務所)のメタセコイアは、樹齢約65年で、頭は止められているにもかかわらず樹高25メートルもある大木です。