髻山(もとどりやま)からの眺め
2019年5月31日
髻山から東方向を撮影しました。今日は、一等三角点の話です。明治時代の中期に全国の正確な地図を作成するにあたり、日本中で14本の基線が設定されました。その一つに須坂基線があり、その西端は須坂市小河原(1)、東端は須坂市日滝(2)です。須坂基線を基準に小布施町の雁田山(3)と、須坂市井上山(4)の正確な位置が決定されました。さらに(3)と(4)からこの写真の撮影地点の髻山の位置が確定されました。雁田山、井上山、髻山が作る三角形をもとに、徐々に周辺の測量がされるようになり、現在の正確な地図が作られたのです。(写真を撮った時には、このブログのことは考えていなくて、見づらい写真ですみません。字が小さいので、スマホの方は拡大して見てださい)