大関橋の両岸は飯山市 | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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大関橋の両岸は飯山市

2019年7月12日

飯山市常盤・大倉崎(対岸)と飯山市瑞穂・関沢(手前)を結ぶ大関橋です。昔の行政区画では、主に千曲川の右岸(手前)は下高井郡、左岸(対岸)は下水内郡で、町村もその区画で分かれていました。川の向こうはよその郡・町・村ということが多かったのですが、戦後の合併で様子が変わりました。昭和30年の合併では、旧下高井郡の瑞穂村と木島村が、旧下水内郡の飯山町と合併して新飯山市になりました。

このように、千曲川を挟んで同じ行政区画なのは、明治初期の下水内郡上今井村の瀬替え工事で右岸の下高井郡に取り残された例がありました。平成の合併ではこの辺りを含めて、下水内郡の旧豊田村が右岸の旧中野市と合併して、千曲川の両岸が新中野市になりました。長野市と小布施町を繋ぐ小布施橋のあたりの一部は、行政区画が決まってから千曲川の流れが変わって、いまは左岸(長野市側)の一部が小布施町のところがあります。(文が回りくどくてすみません。明治以降、行政区画が目まぐるしく変わって、たとえば上今井村は豊井村→豊津村→豊田村→中野市です)

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