新緑のメタセコイア
2025年5月3日

寝坊のメタセコイアが漸く緑に変わりました。メタセコイアは落葉のスギ科の樹木です。私の知る限りでは、メタセコイアは落葉樹としては芽吹きが一番遅いです。ただ、メタセコイアの名誉として言わせてもらえば、春先の雄花の成長(2月下旬)と落花(4月上旬)は日本のスギと同じ時期です。メタセコイアは花の時期が終わってから(雄花柄が落ちてから)、おもむろに芽吹くのです。スギは前の年に芽吹いた葉が落ちずに緑色を保っているので、春の芽吹きが目立ちにくいです。春に開花するハンノキ科の樹木も芽吹きが遅いです。
常緑樹と落葉樹の違いは落葉の時期だけです。常緑樹は冬に落葉しないで初夏に落葉します。落葉樹は初冬に落葉します。この違いだけなのです。因みに、落葉樹で一番早起き(早く芽吹く)は、ニワトコだと思います。