2回目のシャルマン火打スキー場 | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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2回目のシャルマン火打スキー場

2025年5月26日

前回(5月11日 のブログ) ゼンマイを採りに出かけたのですが、今年は雪が多くて採れませんでした。25日は雨降りでしたが、大した雨ではなかったので出かけました。スキー場の駐車場の入り口のゲートが開いていたので、車を駐車場に進めました。ゲートの脇に「山菜取りの入山禁止」と書いてありましたが、無視しました。スキー場jのレストハウス脇に車が沢山停まっていました。スキー場の雪はすっかり解けていました。ゼンマイの生えている林道の法面を目指しました。

 

1. 林道わきの法面にヤマドリゼンマイが芽生えていました。

2. ゼンマイも芽生えています。

3. さて、採ろうと思っていたら、上の方からぞろぞろ人が下りてきました。

4. そばに来たので聞いたら、「つちのこ探検隊」だそうです。つちのこなんている訳がないので冷やかしに「見つかったか?」聞いてみたら、「いなかったけれど、気配はした!」と言います。私は大げさに「へー、つちのこはいるんだ!」と驚いてみせました  そこまでは良かったのですが、私の格好(ナップサックを背負い、首からカメラをぶら下げてだけ)を見たリーダーらしい人が、「どこから来たのか?」と聞くのので正直に「長野県」と言ったら急に態度を変えて「ここから先に行ってはいけない。間もなくゲートを閉じるので、早く出なさい。山菜も採ってはいけない」すごい剣幕で怒られました。仕方なしに下り始めたら、ずっと私のあとをついてきて、そのあと車に乗ってもゲートまでついいてきました。私がゲートを通過したら慌てゲートを閉めていました。

そのような訳で、糸魚川市能生まで往復しましたが、今年のゼンマイは収穫できませんでした。中野から往復 206km あります。高速道路代 約3,700円、ガソリン代 約2,800円、 合計 6,500円  それを2回行ったので13,000円 大出費です。 

悔しいから本当のことを書きます。つちのこ は架空の動物で実存しません。河童と同じレベルで、昔から民間では存在が取り沙汰されていますが想像上の生き物です。ざしきわらしとか、水木しげるの妖怪(百反木綿 etc.)と同じです。それをつちのこ探検隊と銘打って町おこしをしていて、噴飯ものです。ニホンカワウソニホンオオカミと一緒にされたのでは、カワウソやオオカミに申し訳ない。

つちのこを材料に観光客を集めようとしているのです。Web.site を見ると、全国あちこちでつちのこをテーマに金儲けを企んでいるようです。もっとも大々的なのが、ヒマラヤの雪男だと思います。角幡唯介はそれで本一冊書いたけど、雪男がいたとは書いてない。ツチノコと一緒でせいぜい「気配がした」が落ちである。ヒトは金もうけがうまいなあ。ただ、こう言うことを企てる人は、半分存在を信じているのだろう。おめでたいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

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