三連休中日 | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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三連休中日

2023年5月6日

5月4日は中野市田上牧ノ入スキー場を歩きました。田上の集落から東方を撮影しました。左が天狗岩山で、その後ろに牧ノ入スキー場があります。つづら折りの車道を登り切ると峠に着きます。

 

 

峠から歩きました。芽吹いたばかりの広葉樹林を歩くのは気持ちが良いです。

 

 

牧ノ入スキー場に出ました。右の山は木島平スキー場の山頂駅です。その右の平たくて目立たないのが高社山山頂です。ゲレンデの真ん中に、大きな一本杉が立っていまいた。

スキー場から下ってきて、車道から振り返りました。左から木島平スキー場山頂駅(1,330m)、高社山頂(1,352m)、高社山赤岩側山頂(1,325m)、外輪山無名峰(1,240m)です。

 

 

同じ場所からカメラを右に振りました。左が滝ノ沢山(1,145m) 、天狗岩山(1,090m)です。ここで紹介した山は殆ど登ったのですが、天狗岩山だけが未登です。この山へは中野市柳沢の不動滝から登れるのですが、以前山に入ったら途中で垂直に近い下降場所がありました。(一旦下って再度登り返すのです) 下降地点にはロープが設置してあったのですが、単独行だったので大事を取って引き帰しました。

 

 

ゲレンデに咲いていたキジムシロ(バラ科)です。春は黄色い花が多いです。

 

 

 

もう一つ、黄色い花です。ハルサキヤマガラシ(アブラナ科)です。どこにでも、特に堤防脇の荒れ地に多いです。

 

 

 

ゲレンデの真ん中に生えていた、オニゼンマイ(ゼンマイ科)?だと思います。ゼンマイやヤマドリゼンマイは食べられますが、これは食用には向かないようです。

 

 

 

車道わきの立ち木に花が咲いていました。ヤナギ科らしいのですが種名が分かりません。右上に何かの幼虫の様なものが写っていますが、拡大してみるとこれも植物体のようです。

 

 

 

一般的に「コゴミ」と呼ばれますが、正式にはクサソテツです。若芽が屈(こご)んでいるように見えるからこうつけられてのでしょう。道路わきの湿地に群生していました。春の山菜、特にコゴミのように緑が強い植物はビタミンKが豊富です。心房細動の人は、心房の中で血液が凝固しないような薬(ワルファリン・カリウム)を飲みます。この薬はビタミンKを介して抗凝固作用を持つのですが、ビタミンKを沢山摂ると薬の効果が薄れます。納豆もビタミンKが豊富です。最近はワルファリン・カリウムとは異なった成分で、コゴミや納豆も食べられるDOACと言う薬が主流になりました。

 

 

 

道路わきのウワミズザクラです。サラシナショウマの花とよく似ていて、私はこの形の花を見ると瓶(びん)洗いブラシを想像します。新潟県ではウワミズザクラの蕾の塩漬けを「杏仁子(あんにんご)」と呼んで食用にします。夏になると実が真っ赤に熟し熊の大好物です。果実酒にすると焼酎が赤く染まって、赤ぶどう酒のような色になります。イヌザクラもウワミズザクラとよく似た花を付けます。

 

 

道路わきの土手に生えていたイタドリです。この時期のイタドリは生でも食べられますが、軽く炒めてごま油で仕上げると美味しい?です。酸っぱいので塩は必要ないと思います。イタドリやスイバの酸味はもしかしたら、シュウ酸Caかも知れないので、あまり食べ過ぎない方が良いかもしてません。シュウ酸Caは、腎結石を作ったりその結石が尿細管を詰まらせて腎機能低下を招くかも知れないからです。

 

 

どこに出も生えているヒメジョオンです。今咲いているのはハルジオンで、見分けかたはハルの蕾はピンクで下向きに付き、花茎は中空です。一方ヒメは花期が遅く、蕾の先端は白く直立、花茎の内部は白い髄で満たされます。どちらも茹でてお浸しにすると、春菊の味がします。ハルの方が癖がなくビギナー向けですが、ヒメはややアクが強く塾達者向けです。

 

 

オニノゲシです。同じキク科なので食べられると思って茹でてみたのですが、硬くて食用にに不向きでした。茹でても棘は硬かったです。(口に入れてしまえば平気です) ただ、癖が無いので興味のある方、お試し下さい。

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