鳥居川・浅川が千曲川に合流するところ | 市川内科医院 院長のブログ│休憩室

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鳥居川・浅川が千曲川に合流するところ

2023年5月7日

3連休の最終日は天気が良かったので、旧・豊野町浅野の千曲川河川敷を歩きました。以前この辺りで魚を釣っていて、深みにはまって溺れかけたことがあり、今はどうなっているか見たくなって行ってみました。(そのことは、いずれブログ「実験室」で書きます)  GPS画面の水色の線が私のトレイルです。左回りに歩きました。右方の ”325” の字の右下の中洲まで行って、引き返したように表示されています。実際には川の中は歩いていません。GPS画面のもとになった地形図はかなり古い(おそらく30年以上前の?)ものだと思います。今の鳥居川はGPSの”325″より南に流れており、GPS表示では川の流れる方向も  ”325” の辺りで急に角度を変えていますが、いまは殆ど直線化していました。(地図上では黒い線で表示してあります)   この後、鳥居川と浅川が挟む代地を下流方向に歩きました。(GPS 画面左下のトレール)   それでは、実際に歩いてみましょう。

リバーサイド・パーク(マレットゴルフ場)では、沢山の人がプレーをしていました。

 

その先は、草原でニワトコが咲いていました。

 

足元を見たらヒキガエルがいました。びっくりした!

 

ヒレアザミです。キク科ですが、これは食べられません。摘み採るのも大変です。

 

藪の中を歩いていたら、鳥居川左岸に出ました。下流方向を見渡した写真ですが、GPSの地図から推測すれば、以前は正面の丘陵で急激に左に流れを変え、それからずっと左に流れていたようです。今は画面左端で真っすぐ千曲川に注いでいます。この辺りの鳥居川も、もっと右奥(右端の湾になっている辺り)から流れてきたようです。10数年前に鳥居川水系で洪水があったと記憶していますが、この時に川筋が変わったのだと思います。

 

鳥居川左岸の同じ場所から上流方向を望みました。倒れている大木は、2,019年の台風19号の大洪水で倒れたものと思われます。

 

東に少し行くと、千曲川本流が見えてきました。中洲の向こうにカワウが羽を休めていました。数えると100羽以上いるようです。私は、この辺りで深みにはまったと思います。

 

 

一旦、千曲川堤防に戻って、堤防道路沿いに浅川樋門まで歩きました。浅川(千曲川左岸)と篠井川(右岸)は、いずれも千曲川のに注ぎ込む支流です。どちらも中下流部に広大な遊水地を持ちます。(今は開拓されて水田に姿を変えている) 千曲川の水位が上がると、どちらの支流も大洪水になるため、大きな樋門で堰とめています。  浅川は流域面積が狭いので流水量は少なく、この辺りの水流は殆どありません。左の水面の空きペットボトルがすごくゆっくり流れていました。引きかえ、鳥居川下流部は傾斜があり、流れは浅川に比べ急峻です。そのため鳥居川には樋門はありません。

 

 

浅川樋門から、浅川と鳥居川に挟まれた狭い台地を歩きました。写真は鳥居川右岸から下流方向を撮影しました。鳥居川の流れはこの辺りまではあまり変わっていません。鳥居川は正面の崖を削りながら直線化していきます。

浅川左岸から下流方向を撮影しました。この辺りの水位は千曲川と同じです。

 

更に下流方向に歩いた浅川の最下流部です。右方が上流部になります。浅川は昔も今も流れはあまり変わっていません。

大河川の河川敷内の支流はいつも流れを変えていることが分かりました。GPSで現在地が分かるから良いですが、見通しが効かない原野を歩くのは不安でした。

 

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