アブラチャン
2021年4月9日
ダンコウバイ(3月23日のブログ)と同じクスノク科クロモジ属の樹木で、北信ではジシャとも呼ばれます。材は弾力性に富み、曲げに強いので、昔は輪カンジキの材料として使われました。花はダンコウバイほどの芳香はなく、遠くから見た…
キブシ
2021年4月8日
等間隔に並んだ花穂がユーモラスです。ブシ(五倍子)とは、ヌルデの葉や茎に虫が寄生してできる虫こぶ(虫えい)の事で、タンニンを含むので鉄くぎと一緒に漬けおくと、真っ黒なオハグロ液ができます。キブシは果実が五倍子の代用になる…
ニリンソウ
2021年4月2日
春になりました。箱山登山道に咲く春の花を紹介します。毎年同じような花が登場しますが、春をお楽しみください。ニリンソウは普段でしたらもっと草丈が伸びてから開花するのですが、このひと株だけはすでに花が開いていました。たまたま…
枯れ木にキノコが・・・
2021年2月23日
斑尾山の中腹、シラカバの立ち枯れの木にキノコが生えていました。サルノコシカケ科のカンバタケだと思います。しばらく自然と遠ざかっていたので、久しぶりにこのような写真が撮れて嬉しいです。そういえば、ひところはサルノコシカケが…
ホップの雌花
2021年2月15日
ホップは雌雄異株で、日本には雌株だけが導入されています。真夏に松かさ状の雌花を摘み取って、ビール醸造に使います。メソポタミアでビールの苦み付けに野生のホップを使ったのが起源です。日本ではホップの近縁のカラハナソウが山野に…